前編ではフランス出国から日本入国についてお届けしました。続いて入国後3日間の隔離の様子をお伝えします。
ホテル到着後、注意書きの紙と体温計を受け取って、ひとりずつエレベーターに乗り部屋へ行きます。部屋のルームキーはもらうことができません。3日間は清掃も入らず、ホテルのフロントにも電話ができないようになっているので、必要なものや困ったことがあれば検疫事務局へ連絡することになります。廊下には警備員がおり、一歩も外に出ることはできません。
3日分の飲料もセット済み。
電話もフロント直通番号などはシールで隠してあります。
食事は、ドアの前に椅子がおいてあり、そこに配布されドアをノックされるので、数分後に取るシステム。ごみは袋に入れて椅子の下に置いておけば回収してもらえます。
3日間の食事はこんな感じ。
朝食
1日目 2日目 3日目
昼食
1日目 2日目 3日目
ペットボトルのお茶は昼、夜に毎回ついていました。
夕食
到着日 1日目 2日目
…いかがでしょう?
ちなみに、東京到着組のお弁当メニューはどんなものか気になって聞いてみたら、ある日のメニューは「チャーハン、シュウマイ、野菜と豚肉の炒め物、杏仁豆腐」とのこと。豪華…?!「いちごのムース」みたいなものが出た日もあったそうです🤤
さて、2日目の夜に、3日目に実施する検査キットが配布されます。3日目の起床後すぐに唾液を採取し、廊下の椅子に置いてある紙コップに入れておきます。結果が出るのは13時~15時とのことなので、それまではふたたび待機タイム。
無事、陰性の連絡をもらったらようやく外に出られます。とはいえ残りの期間も隔離が求められるので、申告した隔離場所へ公共交通機関を使わず移動することになります。
14日間の健康確認は、毎日11:30ごろに届くメールにあるリンクからQ&Aに回答します。
こんな感じで回答します。
これと併せて、携帯にダウンロードしたアプリで位置情報を報告します。
フランスではパリを含む一部地域でふたたびロックダウンとなっています。日本でも緊急事態宣言が解除されてから感染者数が増えているようですので、手洗いうがいで引き続き気を付けていきたいと思います。
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