フランスではロックダウンが段階的に解除され、5月からは人数制限はあるものの学校が再開しています。
そこで今回、兵庫県の友好県であるセーヌ・エ・マルヌ県にあるルシ・オブラック中学校で出前授業を実施してきました。
フランスの中学校は4年制で、日本の小学6年生~中学3年生が通っており、今回は中学1年生(日本の小学6年生)の4クラスで、兵庫県と日本の中学生の学校生活について紹介しました。
質問の時間は最後に設ける予定でしたが、説明の途中からどんどん質問の手が挙がり、フランスの小さい頃から自分の意見をきちんと言う、という教育の成果が垣間見られました。
質問は以下のようなものが多く、兵庫県と日本への関心の高さが感じられます。
・神戸ビーフ知ってる!お肉が美味しくなるよう音楽を聞かせるんでしょう?
・姫路城には誰が住んでいるの? ・日本好き!行ってみたい。
・学校の制服は皆同じものを着るの?
・運動会の玉入れはフランスには無いけど、どのような競技なの?
授業の最後には、兵庫県のマスコットはばタンのグッズをプレゼント。とても喜ばれました。
実は、今回の授業は今年度から動き出す、ルシ・オブラック中学校と兵庫県内の中学校の友好交流事業のキック・オフとして実施したものでした。
このような交流事業を通して兵庫県・日本に対して芽生えた興味が、旅行や仕事で兵庫県・日本に行ってみようという行動につながって、将来兵庫県を訪れる人・将来の兵庫県の一員が増える第一歩となればと願っています。
今後も機会があれば積極的に出前授業を行っていきます!
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